朝の5分で心を整える「マインドフルネス」のすすめ
こんにちは Dr.Hariです。
少しずつ春を感じるようになってきましたね!受験シーズンも大終盤、子供のことで気ぜわしい日々を送っておられる方も、ご自身のことで目いっぱいの方もおられることと思いますが「自分の心」をどこかに置いてきていませんか?
「自分の心」を置いてけぼりにするというのは、感情や感覚を失っているのと同じこと。
悲しくても、悲しいと気づかず涙も出ない。
楽しいと感じることが減ってしまって、心の底から笑ったのはいつだっけと考えてしまう。
腹が立つけど、どう表現していいかわからず結局我慢をしてばかり。
家族のことが最優先で、自分のことは後回し。
そんな状態ではありませんか?
その状態を続けることで自分らしさを失い、気が付けば誰かのための人生を生きているかもしれません。
日々の暮らしの中で、私たちは無意識に忙しさに飲み込まれています。目が覚めるとすぐにスマホを手に取り、ニュースやSNSをチェックし、家事育児と並行して職場に向かう準備を慌ただしく進める――。
こんな日常では、心が置き去りになり、知らず知らずのうちに膨大なストレスで疲弊していることにすら気づけません。
忙しい日々に追われる私たちにとって、「朝の5分のマインドフルネス」は、あなた自身を整え、取り戻す時間になります。
簡単な瞑想や深呼吸を取り入れるだけで、ストレスが軽減され、集中力が高まり、ポジティブな1日をスタートできます。
今日はなぜ「朝の5分」が重要なのか、具体的な方法、そして実際の効果をお伝えします。
朝の時間は、1日を整える重要な時間帯です。
このわずかな時間でも心と向き合い、体と対話することで、自身のバランスを整えることが可能です。
研究でも、瞑想や深呼吸がストレスホルモンの低下や集中力の向上に寄与することが示されています。
特に忙しい女性にとって、朝のマインドフルネスは「自分自身への投資」とも「自分自身を取り戻す旅」ともいえますね。
具体的に、どのように朝のマインドフルネスを実践するのでしょうか?
飽き性の私でも可能な、初心者でも簡単に始められる「5分間のマインドフルネス瞑想ステップ」をご紹介しましょう。
- 準備する
静かで落ち着ける場所を選び、床や椅子にリラックスして座ります。
背筋は伸ばしつつも、無理のない姿勢を保ちましょう。
ちなみに私はベッドの中で、一回伸びをしてから寝転んだままやります。二度寝に注意ですが(笑) - 呼吸に集中する
ゆっくりと鼻から息を吸い込み、その後、口や鼻からゆっくりと吐き出します。
この深呼吸を3~5回繰り返し、心を落ち着けます。 - 「今」に意識を向ける そのまま呼吸に意識を集中させ、「今、この瞬間」を感じることを目指します。
頭の中に余計な考えが浮かんできてもOK。
吸ったり吐いたりしている自分のその音や胸の動きについて意識して。 - ポジティブな言葉で締めくくる
最後に、「今日1日、私は穏やかでいよう」「ベストを尽くそう」といったポジティブな言葉を自分に向けて伝えます。声に出した方がいいですが、心の中で唱えるだけでも大丈夫。
たったこれだけです!
これを続けるだけでも、ストレスの軽減やポジティブな感情が増加し、仕事や育児の効率が向上すると感じる方が多いのです。
特に朝行うことで、体のホルモン調整が行われたり、脳の活性が上がったりと整った状態で1日のスタートを切ることが出来るので、ぜひ朝に行ってみてください。
大きく吸って大きく吐く。
たったこれだけの動作ですが、最初は胸郭が全く動かなくてびっくりしました。
日々の交感神経緊張状態が続いていたためか、深呼吸すらままならないなんて!と衝撃を受けたのを思い出します。
当然、5分も無理でしたし(!)
でもそこから思い出しては、深呼吸ってどんな風にするんだっけ、胸郭はどう動くんだっけ、と考えたり調べたりして(当然忘れてやらない日もありました。)思い出しては行う、という風に気楽にやっています。
「朝の5分のマインドフルネス」は、忙しい私たちにとって1番手っ取り早くて簡単な、自分を整える方法です。
個人的には、自分について考え直す良いきっかけになりました。
深呼吸や簡単な瞑想で心の余裕を取り戻し、自分自身を大切にする時間を作ることで、1日の始まりが劇的に変わります。
この簡単な習慣を取り入れることで、ストレスを軽減し、前向きなエネルギーで満ちた毎日をスタートしましょう。
今日から、あなたもこの習慣を始めてみませんか?